帰国の旅。2月19日、ブエノスアイレス23時20分発、サンパウロ経由ドーハ行き。17時間30分の長~い長~いフライト時間。サンパウロで2時間40分機内待機。給油と入れ替え。機内食3回。おやつ一回。

ドーハ着20日、22時55分。(6時間進む)。 ドーハ発2月21日、0時15分発9時間40分の空の旅。2月21日、16時55分(6時間進む)成田着。機内食3回、無事帰国。

長~い長~いフライト時間に耐えるのは大変な努力です。一生に一度。と思うから行けました。もう沢山です。それにしても遠い遠い遠い国です。

自然がそのまま残っている地域です。人から忘れ去られたような地域です。このような自然がまだ地球上に存在しているなんて嬉しいですね。

今回の旅行は6名です。このような小人数でツアーを催行してくれた旅行会社に感謝です。ツアー料金はバカ高いですが6名では採算が取れないのでは?


6名の方々は皆さんもうどこにも行く所の無くなった方で、高齢の方ばかりです。人生の良いも悪いも経験してきた方々でとても良い旅でした。

特に82歳の男性は若者のように頭もシャキッとして、行動も早く、姿勢も良く、模範にしたいなと思える方です。

彼は夕食前に手品、マジック、白波五人男の歌舞伎、謡いと芸をご披露しました。お茶道具を持参、お抹茶をふるまいました。持参するだけでも荷物になります。
その発想も素晴らしいです。口で偉そうに言ってもなかなか実行出来る物ではありません。

彼の長生きで元気で活動出来る秘訣を伺いましたので、お知らせいます。
第一に一日一合のお酒(それ以上は飲まない)、第二は一日に十人と話す。第三は一日に百字を書く。第四は一日に千字を読む。第五は一日に一万歩を歩く。
姿勢は胸を張って、下を見ないで真正面を見て、大股で歩く。

これを毎日欠かさず実行すれば元気で長生き出来ます。みなさん実行してみて下さい。なかなか難しいですよ。

 今回の旅行の成果。
第一、気温。真夏というのに、真冬より寒い。南緯40度~50度、北緯でいえば樺太からカムチャッカ半島北側位、氷河が溶けずにあるのだから当たり前ですね。
第二、自然が手付かずに残っています。日本なら素晴らしい景観地にはホテルが林立するでしょう。
第三、地球の反対側、あまりにも遠すぎる。機内泊2日、機内食5食。じっと座っているのは辛過ぎる。
第四、ホーン岬は南米大陸ではない、離れています。氷河で出来た大小の島々が散らばっていて、その先にあります。マゼラン海峡は島々の間にあります。
第五、スペイン人が原住民を絶滅させた。殺したばかりでなく、細菌(ウイルス)、はしか、チフスなどに免疫力が無くバタバタと死んでいった。

ドーハ   南米