6月30日、ティンプーのホテル、8時発、冬の首都プナカへ3時間30分のバスの旅。
ティンプーが通常の首都になる300年間、冬の首都として機能していた。
ブータン国王の結婚式がプナカで行われた。プナカ、ゾンは県庁と僧院を兼ね備えたお城。ゾンとはお城の意味。
このプナカまでの山道が凄く恐ろしい。一昨日までの豪雨で山崩れがあちこちに起きている。山肌に沿って一車線の道路がある。舗装の箇所もあるが土と砂利の所もある。
道路は垂直に切り立った崖を削って作ってあるため、土砂崩れのすぐ横を通過する。横でシャベルカーがのろのろ作業をしている。作業人はインド人とかで出稼ぎにきている。
シャベルカーですくった土砂を谷側に投げ捨てている。谷側も目の眩むような絶壁です。
すぐ近くにビニールのテントを張って寝泊まりしている。
ガードレールは無い。ハンドルを切り損ねたら、下の見えない深い谷に真っ逆さま。ぞっとする。
山肌に沿って道路があるため、ヘアピンカーブで長時間揺られていたら、具合が悪くなり、気持ち悪く吐いてしまった。
上の写真、ティンプー郊外の観音様。クエンセルボタン大仏。高さ50m、世界最大という。2012年台座が竣工、総工費80億円、シンガポールと香港の億万長者が奉納した。完成はまだ先の様子。
途中ドチュラ峠で休憩、次ページ