1896年完成、ネオクラッシク様式の劇場。 黄金と青タイルで飾られたドーム、イタリア製の大理石の階段、赤や黄色の豪華なインテリア、壁画など当時の貴族が本国から材料を取り寄せて作った、という凄い贅沢な代物。
一度も使われたことがないそうです。 最近地元出身者のピアノの演奏会が一度だけあったそうです。 当時の貴族は洗濯物さえ、本国に送ってしてもらっていたくらいですから、金持ちは桁がちがいます。
右 マナウス劇場の横、丸い屋根の天井が細かい細工の模様を施してあって、建築材料は全部本国から取り寄せて作ったもの。
当時のポルトガルの勢力の大きさを、偲ばせるものです。 現地人は奴隷として働かせられて、夜は逃げないように鎖で縛って、地下に押し込めておいたと言います。