昼食後ベルコ・タルノボへ、4時間30分のバスの旅。 

途中バラ祭りのバラの谷へ、日本流に解釈すれば、バラの谷というから、山合いの谷間にぎっしりバラが咲いていると思うでしょう。 間違いです。

平地一面バラの低木です。これで香料や香水を作るため、バラの花が咲き始める5月中旬から、下旬の午前6時から10時の間に、摘み取ります花が、開いて温度が高くなると、匂いが薄れて、ダメになるため早朝です。

観賞用でなく、畑ですからこの時期は花はありません。1968年からバラ作りを始めて、現在では世界の70%〜80%を輸出しています。 赤と白だけです。

日本からのツアーは、バラ祭りを宣伝して、この時期数本出るそうです。ところがこのツアーに参加した友人のお話、「バラ祭りだから、バラを見られると思ったら、全部摘んで無くなった跡。バラはそちらで使用している。お祭りを見物出来るかと思ったら、欧州はもとより、世界各地から観光客が来る。大型バスは入れない。それに人込みを目当てに、良からぬ輩が悪さをする。日本人は被害に合いやすい。危険だから行けない。あちらの方でやっています。 と方向だけ教えた。 とんでもない話です」。と大変憤慨していた。なんとなく分かりますね。

日本の旅行会社としては、パスポートでもすられたら、その方が一大事です。それにバラは業務用で鑑賞用ではないから、見てもあまりきれいでないです。小さくて小型のバラです。

日本人は大型で華やかで、沢山咲いているのを好みます。 日本の各地のバラ園に、行かれた方がいいですよ。

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