左のエントツは、オンドルで部屋全体を暖めるための物です。普通ならエントツは部屋の上に付きますね。 しかしオンドルは床暖房ですから、床からエントツが出ています。 レンガを積んで工夫してあります。

右の建物は宮城の門です。 階段が24段あります。 一年を意味します。 上がって降りると二年、生きたことになる。 

この辺りはカラスが多い。 カラスは中国では愛される鳥です。 カラスの多い所を選んで宮城にした。 日本では始末の悪い鳥ですが、カラスは中国に行けば、保護されて、一生平穏に暮せるのに。 

北京の故宮には木が一本も植えてありません。 宮城の下は厚さ5mの大理石で組み立てて、敷いています。暴漢が侵入しないように厳重な作りです。

瀋陽の観光はこれで終わり。 お土産屋さんに1時間入れられた。 三回目ともなると、あまり買う物がなくなります。 昼食後列車で大連です。 

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