街を歩いて驚きます。何とカラフルでヨーロッパ風の古い建物がズラーっと並んでいます。
ヤシの木と砂浜を想像していたのにまるで違います。

スペインに400年間も統治されていたのだから、スペイン風になっているわけです。

この立派な石造りの建物はスペインのお金持ちや貴族達の館でした。

両側の通り。

400年前、1492年コロンブスがこの地を発見、上陸して、スペイン領とした。彼はこの地をアジア大陸と思い込んだ。

原住民を皆殺しにした。原住民達の武器は槍が主、スペイン軍は鉄砲では勝ち目は無い。

残った原住民達もスペイン人がもたらした細菌(はしか、チフス、破傷風)などの病原体に免疫が無く、バタバタと死んでいった。そして、絶滅した。

現在いるキューバ人はスペイン人と原住民の混血です。兵隊達が原住民の女と遊んで出来た子孫です。
またアフリカから奴隷tとして連れて来られた黒人達の混血の子孫です。

キューバ人55%、スペイン人25%、黒人15%です。

スペイン人はキューバ人を酷使して、サトウキビ畑とタバコ畑で働かせ、富や利益はスペイン人の物となった。現地人はその日の食にも困った有様でした。

働き手確保にスペイン人はアフリカ西海岸から黒人を奴隷として縄で縛って連れて来た。動物以下の扱いで酷使した。奴隷市場が有名です。逃げられないように首カセ、足カセ、手カセを付けて鞭で叩きながら働かせた。これを現代社会はどう思いますか?損害賠償の対象になりますよね。

左の写真、馬車バス、車のタクシーは高くて一般市民は乗れない。馬車バスか人力バスが走っています。

横をツートンカラーのクラシックのオープンカーが走っています。   次ページ