人魚の像から公園の中を南下、ゲフィオンの泉。冬のため噴水は出ていない。神が一晩で耕せるだけの土地を授けると言ったら、女神は自分の息子4人を牛に代え、ムチで打ちながら 土地を耕すため追い立てている。迫力満点の姿。欲とは恐ろしいものですね。 下は母娘ではなくお友達同士です。
右、運転手はバス会社の社長さん(運転手は休暇中)と、現地ガイドの久米さん。とても気骨のある人、 説明の中で枕銭について、「朝の新聞代ほどが相場、 それ以上置くとご主人の働きより多くなり、その仕事の方が良いという事になり、仕事をやめてしまう」と、言われた。
その通りと思う。 どの国でも添乗員又はガイドが1ドル又はそれ相当の現地のお金を言う。 ところが中国のような大卒の初任給3000円〜5000円の国で、この金額を置いたら1室2ドル、部屋はたくさんあるから1回で大卒の初任給より多くなってしまう。 そんなことがあっていい筈はない。
それで気がついたが、ある国で食事後すぐ出発ということでバスに乗ったが、忘れ物に気づいて戻ったら、枕銭は無くなっていた。また別の国ではエレベーターの出口で、係の人がカギを受け取っていた。 彼もまとめて枕銭を捕ろうとしているようだ。
また日本人旅行者が部屋を出るのを見ていて入るようだ。これもホテル代に入っているということですかね。 日本人はすぐお金を置くから、良い鴨にされているのかもね。 中国では朝のおかゆが5円で食べられる。
日本人にとってはただみたいなお金だが、彼らにとっては大きい金額です。 そこをわきまえないとおかしくなりますね。 次ページは可愛い母娘です。