東ドイツを始め東欧ってどんなところかしら ? みなさん、考えたことありますか? 現在はすっかり自由主義国家になったから、アメリカ同様、自由な個人主義の国になっていると思います。 しかし1990年代初頭は、ベルリンの壁が1989年末に崩れたばかりで、まだまだ荒廃していて経済の立て直しはまだまだでした。
東ドイツ側に住んでいたドイツ人は、何をして良いのか戸惑っていますし、あちこちのビルは造り直し始めたばかりで埃が舞っていますし、道路はガタガタですし、壁がまだあちこちに残っています。 ブルンデンブルグ門の東側には、破壊された王宮の復元のため、紙で作ったハリボテの立派な3階建てのクリーム色の王宮が建てられていました。
東と西ではまるで異なっています。個人主義と自由経済はやはりすごいですね。自由主義経済では国はどんどん発展します。 みんなお金持ちになりたいですものね。 最も今の若い方は東と西など言ってもお分かりにならないかしらね。
そんな時期に東欧旅行に出かけました。 この当時の写真は珍しい物ばかりと思います。 ぜひ期待してね。
1994年8月6日、成田発11時、フランクフルト経由ベルリン着19時35分、どんなところかドキドキします。 物資はあるのかしらとか不安です。ベルリンからポツダム、ライプツッヒ、マイセン、ドレスデンと回り、ハンガリーのブタペス、チェコのプラハ、ドナウ河を通ってオーストリアを旅するコースです。
ホテルはブルンデンブルグ門の東側、大聖堂のドームのすぐ近くの良い場所です。
8月7日、朝のお散歩に出かけました。 ヨーロッパはどこも同じ、立派な彫刻のある噴水がマリエン教会近くにあります。 早朝のため水は出ていません。 奥に見えているのがドームでその横が宿泊ホテルです。
右の写真、赤の市庁舎。 東ベルリンの市庁舎。統一後はベルリン支庁舎。 赤いレンガで出来ているのですが、逆行で黒く見えます。塔の高さは74m、1861年から1869年に建造。左の方にはクレーン車がいて、巨大な建造物はまだありません。 テレビ塔だけ目立って建っています。
何となく閑散としていて、人もいなくてさびしい感じです。