アクスム、オベリスク見学です。1980年世界遺産登録。三本立っています。手前のオベリスクは高さ33m、重さ500t。土台が小さ過ぎてすぐに倒れてしまった。
すべて花崗岩の一枚岩で出来ています。オベリスクは墓標だったのではないかといわれています。地下には墳墓があります。王の権力の象徴でしょう。
かつては64個の巨大な物、246の中位の物と数多くのオベリスクがあったと言われています。
2番目に大きいオベリスクは1937年エチオピアに侵攻したイタリアのムッソリーニが本国の持ち帰った。
2005年にエチオピアに返された。三分割されて運んだという。
今は修復して立っています。高さ24m。
彫刻は三面しかありません。未完成のようです。
奥に見えているのは3番目に大きいオベリスク。高さ23m。土台が弱く傾いているためワイヤーで押さえています。
手前には生贄を捧げた台もあります。
右の写真、倒れている未完成のオベリスク。一枚岩です。この大きさを引き上げるのは大変な労力ですね。
赤い花と紫色の花が咲いています。紫色の花はナスの花にそっくりですが葉はアザミのようでトゲがあります。名前は不明。
その後博物館を訪れましたが写真撮影ご法度で何も撮れませんでした。アクスムの歴史の絵画、出土された陶磁器などの展示物。 次ページ