ローテンブルグ。中世の宝石箱とかいわれているが。実際はドイツの中心地から遠く離れていたため、近代開発から取り残された町。しかしそれが現代において、中世の面影そのままに残っているため、見直されて観光の目玉となった。何が幸いするか分かりませんね。
1274年、自由都市となり商業で繁栄したが、17世紀の30年戦争で負けて、歴史から忘れ去られた。 ぐるりを城壁で囲まれて、その中はまさに中世。車と訪れている観光客の服装が、現代風でなかったら、錯覚するかもしれないような雰囲気です。
初めは城壁は小さかったが、町が大きくなるに従い城壁も外に膨らんで行った。城壁の上は歩ける。全部で2,5kmです。
左の写真、ブルグ門。一番最初に出来た門。手前はブルグ公園になっていて、左側の方から城壁を見渡せる。
右の写真、マルクト広場の市議会館。マイスタートルンクの仕掛け時計。正時に両側の窓が開く。市長がジョッキでワインを飲んでいる。 ゆっくりしていてほほえましい。