11月2日、サイパンへ。 午前中観光。 早速バンザイクリフへ。 

高低差240m、第二次世界大戦中。 多くの日本兵や家族や子供が追い詰められて、「バンザイ」と叫びながら身を投げた悲惨な場所。 一面血の海と化し、死体が累々と浮いて、海が見えなかったという。 

眺望は素晴らしいが何かむなしい。 可愛そうで涙が出そう。潮風ばかりがうなっている。

サイパン島の最北端にある。 なんと無益な戦争を起こしたことでしょうか。

ハワイのページにも書いたのですが、ニューヨークのエンパイアステイトビルは1930年に竣工していました。 高さ382m、102階建て、高速エレベーター付き。

戦前は日本ではいくら地震国とはいえ、一番高い建物は日比谷の角にある三階建てのビル、後にGHQが本部とした、でした。 時の偉い政治家はこれを見たら、途端に「日本は負ける」と、どうして感じなかったのでしょう。 素人でも判ります。 


多くの若者や家族の人々尊い命を犠牲にしてまで、領土?を広げたかったのでしょうか。 

石油や自然燃料が必要なら、お金で買うか安くしてもらうか、交渉すれば良かったのにね。 歴史はもっともっと複雑ですから、一概には言えませんが。

結果論ですが悔やまれます。 一介の市民がいくらこんなことを並べ立てても、意味ないでしょうね。 慰霊碑のまえでは帽子を取って最敬礼です。

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