前ページからのラスト・コマンド・ポストの続き。 下がマッピ山。 日本軍司令部のあったところ。 その前に大砲や戦車の残害が並んでいる。
こちらの戦争の残骸や展示物は、特に目立った説明や過激な仕掛けはありません。 社会科の歴史の時間に学んだことを思い出して、当時を偲びました。
しかしフィリピンのコレヒドール島の展示物や残骸の兵器類。 爆撃で崩れた建物等など凄い構図です。 トンネル内の当時の状態での演出などぞーとします。しかもアメリカサイドで書いてありますから、日本がいかに悪いか、侵略者か、捕虜の扱いの非人間性など。
またハワイのアリゾナ博物館も恐ろしい。日本兵を鬼畜、鬼呼ばわりしています。ツアーで日本の人達と何人かいっしょでないと、怖くて長くいられない場所でした。
またいつも思うのですが、ツアーの中に戦争に参加したようなご年配の男の方がいらした時、戦争について尋ねるのですが、彼らは決まって従軍した場所は言うのです。それ以上のことは言いません。 なぜでしょうか?
ご自分がここに生きているということは、戦地で敵を殺した経験があるから。それとも目の前で死んで行く友を見捨てたから。理由はわかりません。
でもそんなことではなく、実際の状態を知りたいのです。 戦争経験の方が高齢化していますから、ぜひ本にでもして後世に伝えていただきたいものです。
今でもどこかの国で戦っています。 歴史始まって以来戦争は続いていますね。 人間に利害関係がある以上、永久に続くのでしょか? 次ページ