私達が初めて外国旅行に行くとしたら、一般的にどこを選ぶでしょうか。 大抵のお人は常夏の国ハワイではないでしょうか。 ハワイは何となく近い感じがするし、日本人も多く親しみがありそうだし、言葉も通じそうですし、海もきれいだし なんとなく遊んで暮らせそうだし、ショッピングもブランド品が揃っているし、安心できそうだし、気候も穏やかそうだし、なんだか心もうきうきします。 新婚のカップルも沢山きています。
反面大学生くらいな若者天国みたいな所、うるさい音楽がガンガンかかっている所、ショッピングで若い女性が群がってブランド品を買いあさっている所、海のレジャーで若い男女がはしゃいでいる所、歴史の無い所などです。
でもみなさんが一度は行く場所に行かないで、いろいろ言っても始まらない。 人並みに訪れてみることにしました。 格安航空券とホテルのみ、安ホテルにしたのは後で失敗だったことをお知らせします。 最後のページにホテルからの海が見える部屋というものをお見せします。 一応フロント・ビューといううたい文句です。自由行動の日にマウイ島と翌日ハワイ島を巡ります。
1994年4月1日、20時15分発、1日7時30分ホノルル着。 飛行機の中は若い者ばかりと思ったら、子供からお年寄りまで乗っている。 もちろん大学生くらいの若者が圧倒的に多い。 子午線を通過して前日に戻る。 体調がおかしくなる。
ホノルルのビーチは写真でしか見たことはなかったが、行ってみて感心した。 ビーチに面している場所は、超一流ホテルが占領していて、そのホテルに宿泊していないとビーチに出られない。
道路が幾重にもあり、安いホテルほど奥に入る。 当たり前といえば当たり前のことですが、そんなに何本も道路があって、ホテルが幾重にも建っているとは思わなかった。
ホテルの窓から海は見えると聞いたので、海に面している横向きくらいに思った。 確かに少しは見えるが、道路を隔てているので、あまり良い眺めではない。
着いてすぐ観光に出かける。 常夏の国というからティーシャツと薄いスラックスしか持参してない。 しかしなんと寒いこと。 日本の気候と大差ない。 緯度から考えたらそんなに違わないわけだから、寒いわけです。
始めはハワイ大学構内のマロニエの木。 ものすごく大きい。
左の写真ヌアヌ・パリ展望台。 風が吹いてすごく寒い。 オアフ島の反対側の方で町が眼下に見えます。 強風の名所。
1795年、カメハメハ大王がオアフ島侵攻の時、ワイキキから上陸した軍が、オアフ軍をヌアヌに追い詰め撃破し、追い詰められたオアフ軍が、パリの断崖から1000フィートの崖下に突き落とされた場所。
山の向こうの海の色はきれい。