5時、南インドの伝統舞踊、カタカリダンスショウ。ダンスというから楽しみ!素敵なダンスが見られるかな?

このダンスはいわゆる現代的なダンスではありません。パントマイムのような声無しでいろいろな仕草を目、顔、手 体で表します。一番難しいのは抽象的な動作、例えば夢想、理想等々。

喜怒哀楽などは表し易い。また動物や魚なども表し易い。あまり動かずに目や眉毛、頬、耳などで表す。面白いというより風変りな感じ。右下の写真は演じる館。日本の歌舞伎に似ています。

入場時には前2列に背の高い外国人が座っています。それで足元が見えず横向きのこともあり、ちょっと残念でした。




















その前置きが終わりました。次ぎに物語のお芝居を演じます。

ケララの王の息子プリンスに恋をした邪悪な女が美女に変身、王子はその女が美女ではないと知り拒絶する。

怒った悪女は王子を力付くで誘拐しようとする。王子の一刀の元、胸と鼻を切り落とされ、天国から追放される。という物語。

人間の内面を言葉無しで表現するのは大変難しい。物語を聞いているからその内容だと理解して観賞出来るから分かりますが。

スカートのような服装で金の細長い冠を被り、剣を下げている方が王子です。白い長いスカートが女性役です。最後の切られた場面だけはけたたましい声を発して舞台から遠ざかりました。








子供達も小さい頃から顔で表現する事を学ぶそうです。


世界にはいろいろ変わった芸術があり、

それぞれ特徴があり、人間の思考は無限にありますね。
大変有意義でした。

7時終了。


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