ハージュ橋のふもとで、チャイハネ「水たばこ」の体験。 面白い。
女性は常に人前では、黒いチャドルを身に着けて、家の中でじっと潜んでいるのかというと、そうではありません。男性と同様働いています。 ただ接客業のような人と接する仕事ではなく、オフィスの中の仕事とか畑仕事、土木仕事などです。物をお店で売ったり、レストランでのウエイトレスのような仕事はできません。
バスは男性と女性の乗降口がちがいますし、内も区切られているから、痴漢の被害がなくて、反っていいかもしれません。 ただお給料などについては、尋ねなかったのでわかりません。
最後の日の昼食で事故に遭ってしまいました。 椅子に座った途端、天井が落ちてきて、顔に当たり血だらけになった。 天井は30cm四方のパネルがはめてあり、それにきれいな絵が描いてある。 見た目はとてもきれいですが、作りはいい加減。 添乗員の吉澤さんが一生懸命手当てしてくれて、現地の旅行会社の人達と病院へ行きました。
病院では白い被り物をした女性たちが、テキパキ働いていてびっくりです。 また旅行会社に寄ったときも、内勤はたくさんの女性たちが、パソコンに向かっていてびっくりです。ただお茶を出したり、話を聞いたり、するのは男性社員でした。
きれいなお顔が台無しでしたが、良い経験をした感じもします。 社会の裏側が見えましたから。 女性はそんなに虐げられてはいないということね。 社会の中では活躍していますね。
テヘランの滞在が少なく、またホテルが山側の市街地にあったため、テヘランの市を見学する余裕がありませんでした。 街は結構きれいですし、歴史を感じさせる建造物も多く魅力的です。 車も通りにあふれています。物も豊富で豊かです。 日本ではとかく評判がよくありませんが、一般のイランの人々はなかなかお金持ちです。
日本に来ている人達は特別のようです。 機会があれば、もう一度ゆっくり訪れたいなあと思いました。
今回のお仲間の中に、長い期間アメリカで仕事をしていたご夫婦と、イギリスで外交官関係のお仕事をしていたご夫婦がいらしゃいました。 英語がペラペラなのに、「どうしてツアーなどに参加なさるのですか」、とそれぞれ尋ねましたら、やはり英語の通じない国とか、治安のよくない国などはツアーが便利、ホテルも一流ですし、荷物も車も心配ないし、食事もそろっている、観光もポイントを押さえて連れていってくれるし、ガイドも付いている、お値段もリーズナブルですからね。とどちらも同じお答えでした。 やはり思った通りでした。