外国旅行に初めて行こうとして、ヨーロッパを選べば、普通は大都市のみ回るロンドン、パリ、ローマ、マドリット、ジュネーブなどの主要な観光地を巡る旅をする。
そして帰りの飛行機の中でカルチャーショックを受けて、外国旅行のとりこになる。 また行きたい、私もその一人です。 数年前にこの種の旅行で、イタリアはローマのみ訪れました。
今度はイタリア縦断の旅に出かけます。 北からミラノ、ベローナ、バドバ、ベニス、ピサ、フィレンツエ、アッシジ、ローマ、ナポリとイタリアをくまなく巡ります。 楽しい旅に出かけましょう。
1996年3月30日、12時20分成田発、ミラノ着17時10分、時差10時間、気候の大変良い季節。
3月31日、ミラノのサンタ・マリア・グラッツエ教会へ。 早朝訪れたので待つことなく入れた。 レオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐」のオリジナルの油絵がある。 修道院の食堂にかけてある、1495年〜97年の作、湿気で剥落している。
第二次世界大戦で奇跡的に助かった。 撮影禁止なので自分の目に焼き付けるのみ。
ルネッサンス期のパトロンだったミラノの城主モーロが、依頼して彼に描かせた。
その後何度か修復して、現在はきれいな絵になっている。 「汝らひとり、我を売らん」の有名な場面。 一人横を向いているユダの顔が、暗く将来を暗示しているようです。
左の写真、その教会の前。 見学終わって出て来たら、朝早いのに左の方はもう長い行列が出来ています。 旅行案内書によると最近は予約しないと見られないとか。 後になればなるほど有名な物は厳しくなりますね。 早朝のため影が長い。
ミラノといえばファッションの町。 みんなおしゃれな格好かと気にして行きました。 次のページをご覧下さい。 素敵なファッションの女性が歩いているかしら?