旧市街の中の乙女の塔。高さ29,5m。12世紀建造。4~5mの厚い壁に覆われています。内部には150段のらせん階段があります。左の写真の下部で筋が着いている辺りまで、カスピ海の水が来ていたと言います。

屋上は中央の写真のように壁の縁には近づけないように飛び降り防止用の強化プラスチック製のガラスが張ってあります。

右の写真は屋上からのバクーの旧市街の町と丘の上の炎の三棟が見渡せます。反対側はカスピ海が広がっています。






伝説によると、この塔は昔この町を治めていた王様が自分の娘に言い寄った、それを悲観した娘が塔からカスピ海に身を投げたという謂れがあります。

城塞ですから、実際の目的は見張り台だったのでしょう。それをお話風に物語を作ったのでしょう。カスピ海に面していたのですから。

風の町らしく屋上の風は心地よいです。

次ページ