アナヌリ教会。
山道の軍用道路をどんどん登って行くと川沿いに立っているこじんまりとした教会。
17世紀建造。典型的な要塞建築。
内部は撮影禁止で撮れません。
川の橋の上からが良いアングル。
教会は沢山回っても、信者で無い物にはどれも同じに見えますね。
日本のお寺や神社と同じです。
軍用道路というから立派な4車線位の道路で厳めしい軍人が立って統制しているのかと思ったのですが、そうではなく、2車線ですれ違いも容易でなく、ガードレールも小さな薄っぺらい物で険しい山間をヘアピンカーブで曲がりうねり、危険極まりない道路です。ロシアからコーカサス山脈を縦断して、トビリシに至る210km道路を指します。
この道路は南北を結ぶ通商道路として、栄えていたのですが、軍用道路として開発されたのは、帝政ロシアの進出からです。ロシアがコーカサス地方に侵攻するための道路として、整備したのが始まりですが、その後この道路のおかげで、コーカサスの経済発展に大いに役立っています。
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