翌朝散歩に出る。けたたましくフォーンを鳴らしながら車の窓を開けて、窓から顔を出して手を振りながら、数台の車が通り過ぎた。
何事かと思ったが、後でガイドに聞いたら割礼の儀式の帰りと言う。 それならもっと注意してみておくのだった。 家族達とお祝いしているようだった。
その後、道でサボテンの実を売っている少年がいたので、珍しくて買った。 僅かなお金を出したらたくさんくれた。そんなに入らないと言ったが、この頃はまだあまり観光客ずれていない。
ベン.ユーセフ.モスク。 メデイナの中にあるモスク。 ごちゃごちゃした中を通り過ぎてたどり着いた。 物売りのおじさん達が話しかけてきてうるさい。
4角いミナレット。 緑色の装飾がきれい。12世紀、ムワッヒド朝時代の建造。 西側が入り口。 イスラム教徒でないと入れない。
右、ベン.ユーセフ.メデルサ。
メデルサとは学校のこと。 1956年まで使用された神学校。14世紀マリーン朝時代に建造され、16世紀サアード朝に再建された。
イスラム建築の中で最高傑作といわれている。 シルバーの色と装飾の細かさがすばらしい。
奥行きが狭いのでなかなか良い写真が撮れない。
中は外のいっぱいの人と喧騒とは、別世界のように静か。