8月1日、午前7時45分、成田に無事に帰国。短い4泊3日の旅行です。(機内泊2日、ホテル泊2日)。

ニューカレドニアとは考えていたイメージとは全く異なっていました。

南太平洋の国々がヨーロッパの白人達に占領され、今も植民地化が抜けていないとは思ってもいませんでした。

だから彼らはこの国々で水爆の実験をやっても、自分の領土だからと原住民を犠牲にしても平気なのだと思い知りました。

もっともヨーロッパの進んだ文明が入って来たから、彼らは昔の裸の生活から脱却して、携帯、車、TV、エアコンなどの文明の機器を使用出来る人間に変わったともいえるかもしれません。

どちらが幸せかか分かりません。ただ現地人達は上の地位にはいないという事、立派な生活をしているとは思えないという事、大きな家に住んでいるとはいえないという事、

宗教はカトリック教を押し付けられて、それが本当の神だと信じ込ませているという事、かれらの文明は1500年代に消されたという事、フランス語を強要されて、自分達の言語(文化)は無くなったという事。そんなことの分かった旅でした。

南の島の旅行は海のレジャーをしない人には物足りないかもしれません。

昔はシュノーケルも泳ぎもやりました。スキューバダイビングは酸素ボンベを持って海深く潜るのはご免こうむります。

どこかの島で繋いでいた命綱がボートから外れて、インストラクターと数人の日本人が流されて、亡くなったと報じられた事がありましたから、怖くて出来ません。

海洋博物館やグラスボートで十分です。今回は準備不足で博物館、水族館に入場出来なくて残念でした。個人旅行は事前の準備が大事と痛感しました。

追記:帰国の飛行機の乗客も同様にフランス人の家族連れで一杯です。彼らは成田到着後そのまま日本に入国することなく、トランジットの通路へ大挙して進んで行きました。本国に帰る?のです。荷物もスルーですから、荷物カンターは日本人だけの物でガラガラでした。入国手続きの人間より先に荷物が出ていました。

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