歩き回って、午後になる。昼食のレストランを探すがお店、レストランの類は全部閉まっている。まるでシャッター通りのような感じ。人通りも少ない。困ってしまった。

ふと見ると人が一人開いているドアから入って行く。覗くと何と食堂の様子。急いで後に続いて入る。右上の写真。

(よし!ここに決めた)選んでいる気持ちは無い。何でもよい。食べ損ねるより益し。食堂という看板など無い。普通の家の感じ。

空いている席に座る。周囲の人達がニコニコしながらこちらを見ている。(変わった人種が入って来た)という顔振り。

隣の席の女性(正面に座っている)が食べている物が美味しそうに見えたので、それを差して注文する。彼女も美味しいよという仕草でニコニコしている。
大量だがいいお味。大きなエビが山盛り、薄いカレー味、カリカリに揚げたポテトの細切り、レタス。と二人前はたっぷりある。

このような簡単な食堂は現地風、フランス人は入らないでしょう。それで私達は珍しいということで現地人は歓迎してくれました。

帰りにはみんなで手を振ってくれましたよ。とてもフレンドリィです。何とか食事にありついてほっとしました。  次ページ