3日、お天気は良い。 マウント・クックへバスが走る。途中の道路では牛の群れが道路を横断中、牛や羊の方が優先で、バスは彼らが横断するのを待つ。
 マウント・クックでの遊覧飛行は、出発するかしないかは着いてみないと分からないという。なぜなら飛行機はその日の天候により変わるからという。山麓のハーミテージ・ホテルまでバスは行くがそこで終わり。山に雲が一筋かかっていたら、飛ばないという。 やはりこの天候では無理。 それでヘリコプターになる。

この数日前、シドニーで日本人の新婚旅行の二組がヘリコプターで墜落し、三人死亡。 一人花嫁が助かったというニュースを聞いたばかり。日本にいればオーストラリアもニュージーランドも同じ感じ。 その他にも国内で墜落のニュースが続いた、それで恐れて希望者は少ない。 

でも折角の機会、マウント・クックの氷河まで行かなくては意味がない。 落ちないことを期待して乗ることにする。 
下の写真、 ヘリコプターのヘリポート。 ご覧のとおりなにも無いところ、6人乗り。

 

 

 

 

 

 

 

 


ヘリコプターは凄い、小回りが効くので、いきなり上昇したり下降した、怖い代物。

山すれすれまで接近し、急旋回して急上昇する。 ぶつかるのではないかと恐ろしい。 騒音もすごい、耳栓をして搭乗するが、カメラの音が聞こえない。 説明は英語でこれも聞き取りにくい。

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