18日、西安の町。 荷持の事を考えていてもしかたないので、ホテルの近くの小雁塔に早速散歩に出る。こちらの町でもやはり白いシャツに黒いズボンの人民服。日本人の服装は目立つ。町は歴史があるだけ発達している感じがするし、活気づいてもいる。
シルクロードの起点となった市。 秦の始皇帝が紀元前221年に中国統一国家を作り上げた町。 始皇帝は貨幣や文字の統一を計り、新しい制度を着々実行した。豪壮な宮殿を造営したり、大規模な土木工事、万里の長城など積極的に推し進めた。 そのため財政難に見舞われて、15年間で滅びてしまった。
秦を滅ぼした項羽と劉邦が長安に都を開く。漢時代隆盛する。詳しい歴史は歴史書にお願いすることにします。その後都は洛陽に変わる。玄奘三蔵がインドから長安に戻ったのが643年です。 天山北路、天山南路、西域南路の3道を通って、ラクダの隊商が西域の物産を運んで長安へ入った。 シルクロードは玄宋時代まで続いた
。
始めの観光は大雁塔。右の写真は内部、唐の高宋が母の文徳皇后のため追慕して建てた慈恩寺です。
652年建設、高さ64m、当初は5層だったが則天武后の時代に10層になった。 次ページ