興慶公園。唐代三大公園の一つ、面積50ha、玄宗時代は135ha、玄宗が政治の中心を大明宮から興慶宮に移したのは728年。 

勤政務本楼は玄宗が勅令を交付したり、外国の勅使と対談した建物。 花楽相輝楼は玄宗が親族と会ったり就寝した場所。 沈香亭は楊貴妃が牡丹を観賞するための場所。 建物に沈香木が多く使用されたので、この名前がついた。

745年から756年まで、楊貴妃と遊んでいた場所でもある。

南大門から入った所に、716年遣唐使に選ばれた阿倍仲麻呂(701~770年)の碑がある。任務を終えて日本に帰国しようとしたが、台風に合い帰れなくなった。53年間唐に滞在した。

 

 

公園のお池の奥の方に碑があるという。 時間の関係で奥までは行けませんでした。

後のページに翌日訪ねたときの碑が載っています。 

緑豊かなきれいな公園です。 宮廷公園だから、このような見事な公園が残っているわけです。

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