98窟。東壁に描かれているホータン王。 唐の終わり頃の物、壁画の中の供養人の群像が多数で、身分や民族の着飾った服装、 

時代の変遷など良く分かる貴重な資料です。 2.28mもある巨大な物で、当時漢民族と他民族の交流が盛んに行われていたことが分かります。 

聖徳太子みたいに見えますが、日本でもあちらからの服装だったことが分かりますね。

右の写真、130窟。 高さ26mの椅坐大仏。 唐(742〜756年)に完成。 顔だけで7mある、北大仏に対して南大仏といわれる。 大仏の顔の高さまで登れる。
 背後には飛天が舞っている、 これは莫高窟最大の物です。  敦煌の繁栄の様子がうかがえる。   次ページ