国会議事堂。
日本への帰りの飛行機は大変でした。 アンマンで皆既日食を見たから、たたりがあると脅かされた。 それかもしれないと皆心配した。 飛行場に着いたが、いつまで待っても飛ぶ様子がない。
外はものすごい雷雨らしいが、ここはそうでもない。 2時間経っても3時間経っても何の説明もない。 空はとっくに晴れている。午後4時40分に飛行場に着いてもう時計は翌日になろうとしている。
空港に着いて7時間以上経っている。 皆疲れて椅子でうとうとしているが、あいかわらず何の説明もない。 どうも町でテロ騒ぎではないか、とかヒマヤラに墜落したのではないか、とか噂がたつ。 とうとう空港で一夜明かすことになりそうだ。
添乗員の再三の抗議に、やっと午前4時過ぎ航空契約のホテルで仮眠という事になり、バスに分乗して荷物は預けたまま、手荷物のみでホテルに向かった。 じめじめした暗い室で、とにかく少しでも横になったと。10分もするかしないうちに出発しますよ、とドアを叩きまわってきた。
飛びあがって荷物をかき集めてバスに飛び乗った。 今度は空港の待合室は人でごったがえしていた。 結局9時間遅れで離陸した。 北京経由成田着で、それでも無事日本に帰れてよかった。
後日、新聞にイスラム原理主義の過激派組織が、暴れていたことを報じていた。
やはり何かあったのだ。 でも空港には被害が無くて良かった。 それを心配しての出発見合わせだったかもね。