1999年8月3日から10日間のシリア、レバノン、ヨルダンの旅行に行きました。 夏の最も暑い時期の砂漠地帯の旅行は避けたいと思いましたが、お休みの関係でやむおえませんでした。
航空機の関係でカラチに一泊してからでしたから、夕方のアンマン到着。そのまま夕日を見ながらダマスカスまで夜中のバスにゆられて、ホテルに到着でした。
ヨルダンの国境を越えて、シリアに入る時は緊張しました。 銃を持った警備兵が見張っているからです。 随分時間を要しましたが、無事越えられました。 シリアは日本の半分位の大きさです。 国土の大半は砂漠です。 このあたりの国はみなアラブ民族ですが、第二次世界大戦のあと、部族ごとに独立したため小さな国が多い。
8月5日、シリア最大の遺跡パルミラへ出発。 230kmのバスの旅。 ずうっと砂漠というか、土漠というか、木のほどんとはえていない緑のない道路をひた走り、途中ベドウイン(遊牧民)のテント生活のお家を見学。
写真下、家長の座る最も偉い席が中央の座布団がある席です。 お茶をごちそうになり一息、でも暑くて大変でした。 バグダットカフェイというところです。
始めての本格的イスラム教の国の訪問で緊張しま す。
男性は白いターバンみたいな布を頭にまいて、白いバサッとしたような服装です。
女性は色付きのチャドルみたいな布を、頭から被り体にも巻きつけています。 暑いからその方が体を庇い守っているようにおもわれます。
夏の紫外線から皮膚を守るには、この服装はぴったりと思います。 外国人も長袖長ズボンであまり膚をみせない服装ならよいようです。 モスクに入る時のためにスカーフも用意しました。