3月5日、7時30分、ホテル発、410km、6時間のバスの旅、この旅行はバスの移動が長い。

コルド・シュル・シェル、天空の町へ。 中世の城砦都市、海抜290m、ピレネー山脈の中間点、人口1000人、天空まで足で登るのは大変と、ミニトレインで頂上へ。

ところが到着地点11km手前で、バスの調子がおかしくなる。

後続の車が異常を知らせてくれる、急遽路肩にバスを停車。 
慌ただしく運転者が背後に回る。 何と軽油が漏れているようです。 運転手が応急処置をしようとするがうまく出来ない。 運転者は一人で行ったり来たり、時間はどんどん過ぎる、地方の住宅地の一角、お店も無い。

お客の中に横浜の自動車修理専門の会長さんが入っていらした。 彼がさっさと降りて、手を真っ黒にしながら、手際良くある道具だけで、修理するではありませんか。

ほどなくバスは動く事に、もし軽油漏れを気づかなかったら、バスは焼けて日本のマスコミの一面を賑わす事になるところでした。 バスはベンツです。

横浜の修理工場の会長さん、表彰ものですね。ロカマドールで彼の写真を掲載します。
世の中不思議なものですね。 困った時にその専門の方がいらっしゃるとはね。

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