情熱の国スペイン。フラメンコと闘牛の国スペイン。 どなたもすぐにそのように思い浮かべます。 初めての外国旅行でヨーロッパを訪れる場合は、大抵一国一箇所の大都市の一部分のみ見物します。 そしてカルチャーショックを受けて、帰りの飛行機の中で外国旅行のとりこになります。

そういう私もその一人です。 十年位前にマドリットのみ訪れました。 それで今回はスペインの南の方から有名なグラナダ、コルドバ、セビリア、トレド、マドリッド、バルセロナの順に訪問することになりました。 なぜ南からといいますと、モロッコが先で、モロッコ訪問後、ジブラルタル海峡を船で渡って、ミハスという町を通って、グラナダへ、このようなコースです。 それで始めがミハスの太陽道路です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 8月7日、スペインの南端、アルヘシラスの町に船が到着、バスでコスタデ・ソルと呼ばれる太陽道路を通ってミハスの町へ。右側に地中海が広がります。抜けるような青さです。真夏の太陽でクーラーが効かないくらい暑いですが、モロッコに比べたらたいしたことないです。

左側はなだらかな丘陵地帯が続きます。 今は夏枯れで真っ赤な地肌をさらしていますが、季節の良い春や秋には一面ひまわり畑になって埋め尽くされ、それはきれいといいます。 でもなかなかそのような季節には来れませんから、想像でがまんしましょう。

左はミハスの丘の上にあるマリア様を奉ってある洞穴の教会です。 内部は狭く蒸厚い、右は海岸線です。

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