外国旅行へ最初に出かけるのは大抵の場合、ヨーロッパかハワイあたりでしょうか? この地域辺りへ行かれて、カルチャーショックを受けて帰国します。 そして海外旅行のとりこになります。 それで次に行こうと考えるのは、古い遺跡の好きな方はエジプト辺りの国々、大自然のお好きな方は北欧かカナダでしょう。 そういう私も北欧にはぜひ行きたいと思いました。
北欧のイメージは大自然ばかりではなく、日本では絶対に存在しないフィーヨルド、森と湖の国。夏は涼しくて、福祉の行き届いた国、女性の地位の平等な国。1990年代初頭はまだまだ日本は福祉は最低でしたし、女性の地位も戦後強くなったとはいえ、まだまだ先進国に比べれば劣っていました。 今では介護保険やら、女性の総合職やら出来て、ここ2,3年考えが変わってきましたが、この当時はまだまだでした。
この時期はやたら国会議員やら、国や地方のお偉いさんやらが、視察とかいう名目で、高額の税金を使用して、北欧に出かけ、何を視察して来たのか判らず、ただ「立派な設備ですね」とか、「広くていいですね」くらいで、後は暗黙の了解の観光をして帰国します。
その後日本の福祉はさっぱり良くならない、そんな時代でした。 現在は視察も厳しく監査されるようになりましたから、こんなことはないでしょう。
わたしもそんな時代に、北欧の旅行はまだまだ高額でしたが、貯金をはたいてでかけました。夏は特に高額ですが、この時期しか休めませんのでしかたないですが、北欧は夏が最適です。お金には替えられない物がありますから。 それでは前置きはこのくらいにして、出発しましょう。
ヘルシンキが最初の訪問国、ヘルシンキは今回バルト三国の帰国日に寄りましたが、2001年10月30日ですので、1993年8月の時期とはまるで別の国ではないかしらと、思うくらい気候の違いにより感じました。
でも10年の歳月はヘルシンキの町としてはなんら違いはなく、(東南アジアほどの差はなく)同じでした。 デパートが増えたかな、くらいです。 ヘルシンキのページをご覧下さい。 ストックホルムからノルウエーのオスロ、レリハンメル、フィーヨルドを通ってベルゲン観光後、デンマークのコペンハーゲンを巡る旅行です。
ヘルシンキから夜行のシリアラインに乗って、ストックホルムへ、 8月6日早朝到着します。 左の写真は何だと思われますか。
種明かしは最後のページにいたしましょう。 面白い写真でしょう。 次ページ