東南アジアは近いところから始めようと思います.。 1990年3月25日、台湾旅行へ。 日本から二番目に近い外国。 近いので週末を利用して、行けるので便利です。 初めてのアジアの国の訪問。 いろいろ報道されているので、暑さとお腹に気をつけながら、珍しいもの見たさの好奇心と、日本に似ている所を探そうかな・という探求心とで出発しました。 日月壇、台南、高雄、タロコ、台北の順に訪問します。
大地震の随分前です。 まだあまり観光が系統だっていない頃の旅行。 まだ日本が東南アジアを戦略した恨みの残っている時代で、お年寄りはほどんと日本語が上手です。 ガイドは初老の男性です。 とはいっても戦後の話ではありません。 戦後45年も経っているのに、根強く恨みが残っています。 特に韓国、台湾、中国、香港などで次のような販売が、普通に行われていた。 この数年後、随分変わったようですが。
「日本人は私達にひどい事をしたのだから、あなた達が償うのはあたりまえ。 だからこれを買え」。 という方式が至るところで見られたのに、最初は戸惑った。 始めのバスの中で、この式でみなの膝の上に、スカーフを三枚づつ置いて、一枚1000円と言う。 しかたないからあまり柄は良くないが、このような事をいわれては、買わないわけにいかない。寄付と思って買った。バスが変わるたびに、このような事が次々起こった。スプーンのセットやカギのセット、中国では薬のセット、色の変わるペンダント、など。 どこでもどれでも1000円です。 日本人の添乗員は付いていない。
台北に着いたら、休む間なくバスへ。高速道路は立派でガンガン3時間近く走った。気分も悪い。台湾の中央くらいにある台中の日月壇へ。疲れていたが、景色を見たら、元気が沸いた。
写真、 日月壇。 びんろう樹の実を食べると、麻薬効果があるというので、買ってかじったが、口が真っ赤になっただけで何も感じなかった。
上の写真は三枚の合成です。 次ページ