食事後、
故宮博物院見学。
12時から2時まで見学。
ごった返す人達の流れ。
凄い!博物館は大人気
以前は中央の階段から入場出来ました。見学人もまばらゆっくりでした。
現在は右の方に新館が出来て、そこから入場です。
新館一階のエントランスは大きな広場にぎっしりの入場を待つ数十人組の団体の集団。旗を持った係の人を次々と誘導しています。この集団が右に左に右往左往して入り乱れて動きます。集団は空いている展示物の箇所にガイドが誘導するため、右に行ったり、追い越したり、左に行ったり、逆送したり、メチャクチャです。ややもすると見失いそうで、展示物をゆっくり鑑賞している間がありません。ガイドさんは先を急ぐのか、さっさと説明すると次の空いている展示物に移動します。これは中国特有の「我さきに早い者勝ち」式です。
ヨーロッパの博物館では順番に整列して、展示物の説明をしますね。
3階まであり、展示物もぎっしりです。写真撮影禁止ですから、内容物は残念ながら、掲載出来ません。
毛沢東と蒋介石が争って、負けた時、中国の秘宝600点を船4艘分に乗せて、台湾に運んで逃れた。その量は膨大です。大きな玉座などは残したといいます。
以前は展示物は少なくあまり詳しくは見学できませんでした。今回は3階から1階まで各30分づつ有名な展示物を解説付きで見学できましたから、有意義でした。
有名な清時代のヒスイの白菜、大きいのかと思ったら、高さ18cm位の小ささです。清時代の豚の角煮は高さ5cmで普通の大きさ、西周後期の毛公鼎、青銅器制。思ったより凄く大きい、臼みたいです。漢字の起源とかで500文字が内部に書かれています。これを研究すると漢字の由来が解けるといいます。
その他いろいろありますが、詳しい文献をご覧になった方が変な解説より、良いでしょう。本や文献、ネットなどに詳しく掲載されています。
中国人、韓国人が多いようです。中国本土の人達は台湾に中国の歴史ある価値のある宝物を持っていかれてしまったと怒っているとか。それであまり宣伝出来ないとガイドさんは言ってました。「さもありなん」ですね。
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