ダルバザに到着後未舗装道路を7km走ります。標高が高くなるため陽暮れが遅くなります。
道がないので若いドライバーは自動車レースの如くふっとんで走ります。左右に揺れながらの走行です。
18時50分、ついに「地獄の門}到着!来たあ~!日の入り後すれすれの時間に間に合いました。バンザ~イ!頑張ってくれたドライバーさん始めスタッフの方々ご苦労様でした。
トルクメニスタンは天然ガス埋蔵量、世界第4位。その中心がダルバザにある巨大クレーターです。
1971年、ソ連時代に地質学者がボーリング調査中、天然ガスの洞窟を発見、採掘中岩盤が崩落。そこから放出する有毒ガスを食い止めるため、国が火を付ける。
当初は1,2年で消えると思ったら、可燃性ガスが絶え間なく放出し、47年間も燃え続けている。天然ガスの燃焼を食い止める事は無理という。天然ガスの埋蔵量も不明という。
クレーターの直径は約60m、深さ25m。トルクメニスタン国内では知られていない。ラリーが開かれ、TVで初め見た多くの人が驚いたとか。また積極的に宣伝していない。観光客誘致もしていない状態。
近くによると熱風で熱い。しかし周囲は冷えて寒いので柵の近くが暖かくて丁度良かったです。 次ページ