バグダット・キョシュキュ。 宮殿の奥にある、内部のタイルが見事です。 ここから眺める金角湾と周りの景色は素晴らしい。 スルタンは外出出来なくなるので、ここから町の様子を眺めた。

左の写真、金色屋根のテラスはイフタリエといい、断食明けの食事をするところです。

食事といえば昼食は庭の右奥のコンヤル・レストランです。 そこに頭からすっぽり真っ黒なチャドルを着て、目だけ出している中年の女性が食事していた。 どうやって食べるのか、ちらちら観察してしまった。 

チャドルの首の下が空いているところをめくって、口に物を運んでいる。 そんなわずらわしいことを、一回ごとにやっている。 そんなことをして食べていては、食べた気がしないでしょうに。 慣れているからいいのかな。 それにこの暑さ、気が遠くなりそうです。 イスラムの戒律は厳しいとはいえ、この時代遅れな服装はいただけないですね。     次ページ