カナイマ村に到着すると休む間なくすぐサボの滝へボートで出発です。ボートで30分ほど川を遡り、平地から少し森林の中の坂道を30分ほど登ります。滝の音が聞こえてきます。
そこでみなさん、靴を脱いで靴下姿で滝の裏側の岩の窪んだところの道を手をつなぎながら横歩きをします。この窪んだ岩の小道がもの凄い。ご覧のような水量の多い滝の裏側ですから、窪んでいるといっても水量はもの凄い迫力で落ちてきます。その水しぶきを浴びるとたたきつけるような痛みです。砂を頭からぶち当てられているような感覚です。吹き飛ばされそうです。全身ずぶぬれで落ちたら命はありません。しっかり踏ん張りながら、必死で一歩一歩歩きます。こんなのって観光って言えるのかな?これも命がけです。
やっと開けた広い展望スポットに到達です。 左下の写真、写っているのはあの太っちょのぺモン族のガイドです。彼さえも小柄に見えます。
帰りも同じ道を引き返します。滝の方は見ないで、岩の方を見て後ろ向きで必死で戻ります。
右下の写真、滝の上流の川です。穏やかでとてもあの物凄い水量の滝になるとは思われません。 川幅は広いです。遠くにテーブルマウンテンが見えています。
ここからは比較的穏やかな小道を通って帰途に着きます。全身ずぶ濡れのまま歩き疲れ果てて、寒くてがたがた震えながら、舟に乗って、クワロッジへ向かいます。
寒くて疲れて夕飯も食べずに寝込んでしまいました。明日は5時集合です。 次ページ 中南米