双胴船の船上から、船は氷河の先端数十メートルの地点を行ったり来たり、近づいたり、遠のいたり、小1時間位動き回る。
なかなか崩壊は起きない。そおねえ?そんなに簡単に起きる物ではないから有名になって、みんな見たいと思うのよね。それに船のデッキの上は寒い!風も強い!
長く外に出ているのはきつい。観光客はそろそろ諦めて皆さん下の室に入り始めています。
下の写真、ロスグラシアレス国立公園のペリトモレノ氷河、この氷河はリコ水道に面しています。4年前まではリコ水道とロステンパノス水道が繋がっていてぐるりと回れました。ところが4年前に氷河が押し寄せて来て、マガンジャネス半島(展望台のある高台)に突き当たって、通り抜けられなくなりました。それでこの突き当たりの場所をグルグル回っているのです。
小1時間巡りましたがとうとう崩壊は起きません。あ~あ、残念!残念!こんなに時間と大金かけて来たのにねえ~!。船はエンジンをふかして戻り始めます。これで終わりか?
間近で見る氷河はさすが迫力満点です。 右下の写真の奥の山はモレノ山(チリ側にある)。 次ページ。