10日、早朝なので登山者は少ない。 斜度40度、距離3km、さあ!頑張ろう!
でも大変そう。 写真では大変そうではないが、実際は迫ってくる感じです。 最後まで行けるかしら? 始めの登り口は、鎖が一直線に張ってあ。 日本ならジグザグに登るように作るでしょうが、こちらはすごい。
ダイレクトで休み休み登らないと、体が持たない。 若い男性はさすがに早い。 それに足元はつるつるしていて、取っ掛かりがない。 足を滑らせて亡くなる方が、毎年数人出るという。 慎重に行かなくては。
やっと上まで登った、と思ったら頂上の中心までは、まだまだある。 下から見ていたら、上は平らなように見えるでしょう。 違います。 クレバスのように横に、割れ目が数十本あります。
それも飛び越せないくらい3m位の幅があり、深さは2m〜1m位まで、さまざまで切り立っている上に、手を架けるところもなく、つるつるであちこち探しながら、うろうろして上がったり下がったり、大変な労力で、時間がすごくかかります。 しっかりした靴でないと、危険です。
やっとの思いで頂上の中心地へ、風がすごく吹き飛ばされそう。右の写真はその中心地のメモリー。方角が示してある。 日本はどちらかなあ。 登山者の氏名を書くノートがあったから、名前を書いた。 風で飛ばされないよう止めてあったが、今もあるでしょうか?。
頂上からの眺めは素晴らしい。 何も遮る物がないから、どこを見ても同じに見える。 右の奥にマウント・オルガが見えるのが、せめて違う景色かしら。