超近代的なブリュージュの駅、右の方が荷物預かり所、古都ブルージュには、何となく似合わない。 しかし近代的設備のためには、しかたないのでしょうね。

個人旅行は足がないから、なかなか大変。全部自分の足で歩かなければならない。 

運河巡りの舟に乗りたかったが、時間がなく割愛。 

ブリュージュ発、16時25分発、ブリュッセル17時21分着。駅前でホテル探し。 しかしこんな時間に来て、ロケイションの良いホテルが空いているわけないでしょう。

グランパレスに近く中央駅にも近いなど、しかも帰国の便のことを考えて、二連泊で少々高くても良いホテルを、と思いノボテルとかいろいろ当たってみた。 運悪く学会があるとかでどこも満室。 明日なら空いているという。 途方に暮れた。 

ホテルのフロントマンが気の毒に思ったのか、自分の知り合いに、古いホテルを経営している人がいるので紹介します。 と言う。 

お願いして案内してくれた。 すぐ近く、時代のものの建物で、階段はギシギシいう、 しかし昔の貴族の館みたいで、なかなか素晴らしい。 二間続きみたいになっていて、 ベットがバラバラにおいてある。 

近代的ホテルより、風情があって良い。 中世ヨーロッパは間口の幅の大きさで、税金の計算をしたという。 そのため間口は最小限の幅にして、奥行きを長くして、建物を作った。 だから奥へ奥へと長く伸びている。 そのため、お部屋も段違いみたいになっていて面白い。 

カーテンも時代物風の物が掛けてあり楽しい。 今日一泊しか空いていないというが、明日はまた捜すしかない。 とりあえずここへ落ち着く。 その写真はブリュッセルのページに載っています。

やっと一息付く。 なかなかツアーでないと、大変な目に合う。 自由きままも大変。

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