キチュ、ラカン。標高2300mにある。7世紀建造。パロの北部にある。
ソンツエン、ガンボがチベットを統一した7世紀にチベット全駅の大きな力を持っていた魔女の力を抑えるため、その体の108のツボに寺院を建立した。
その一つ、キチュ、ラカンは魔女の左足の場所にあたる。13世紀にはドウク派の影響下にあった。
現在のキチュ、ラカンは三層の屋根の繊細なお堂が、二層建っている。
ここも同じく靴をぬいて入った所から撮影禁止です。お堂の内部は映せません。
旧堂はお釈迦様を中心に千手観音様が安置されている。丁度お祈りがあり、奥の室が開いていました。私達がゾロゾロ入って行くと、お祈りが終わったのか、ガタンと音がして、奥の部屋の扉を閉まった。その僅かな時間に私は背伸びをして、(まさか閉まるとは思わなかった)内部の仏様をじっと拝んでしまいました。そのお顔の神々しいこと!思わず見とれてしまいましたよ!
あのようなお顔を拝見すると信心深くなると思いましたね。
右上の写真、中央の黒い「ゴ」の民族衣装の男性がガイドのペマさん。
右下の写真、上の写真の左側。繊細な作りです。 次ページ