4月11日、ウルテンブロン国立公園へ。

その前に、ご心配のみなさんに、うれしいニュースをお伝え。
荷物が出てきた! 朝ロビーに集合したら、その知らせ。飛び上がって、自分のことのように喜んだ。何と入国する時、スーツケースを機械に通。小型のスーツケースのため、機械の端に引っ掛かっていたとか。空港の整備係が夜遅く掃除をして見つけたとか。全く想像もしない事故があるのですね。外国はやはり甘く見てはいけないという教訓ですね。でも良かった!

ウルテンブロン国立公園は熱帯雨林の中の山の頂上へ。

水上ボートでウルテンブロンの中心地バンガーへ。


水上ボートでは両側に水上生活者の家々を見ながら、奥地へ進みます。

この水上生活者は、タイやミャンマーとは全く異なります。 ここの水上生活はもともと水上で生活していた人々。タイやミャンマーは貧しさゆえに、土地に住めず、舟の上での生活です。

ブルネイは元々水上生活から始まった国、水上の方が安全でした。津波や洪水が無く熱帯雨林に生息する獰猛な動物から、襲われないよう水の上に住むようになった。 

先々代、国王までは水上の宮殿で生まれました。 水上には学校、役所、モスク、消防署、 警察署、病院、水道、下水道、なんでもあります。お互いの家は橋でつながっています。最近は車社会になってか、陸上に上がるようになったといいます。大抵の人は車を岸の道路に止めて、ボートで我が家に帰るという生活です。 

マングローブの林をぬけて、ニッパヤシの林を通り、ブルネイ川を上流に進みます。 ニッパヤシが直接川岸まで、生い茂っているのは圧巻です。

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