ティーン教会。2個の尖塔は「百塔の町」にしても目立つ。典型的なゴシック建築。1135年に始めは、外国商人達の宿泊用の教会だったが、1380年改築された。2本の塔は高さ80m、塔の間の三角の屋根がついたのは、1457年で。 純金の聖母マリアが輝いている。
ティーンとは税関の意味。この裏手に税関があったからこの名がついた。 この教会はフス派が本拠地として使用していた。
下の写真、広場とヤン・フスの像。 ヤン・フスは15世紀の宗教改革の先駆者、敬虔なキリスト教信者だったフスは、堕落したローマ教会を非難したため、火刑に処せられた。 チェコの民衆は怒り、以後激しくカトリックと対峙することになる。
1915年、立てられた像は、フスの戦士達と国家再生の意味が込められている母の像が回りにある。
また1621年、ハプスブルグ家に反旗を翻した貴族27名が処刑された。1918年国家独立の市民デモが起こるなど、チェコの歴史と深いかかわりがある広場。
回りにはレンガの家並、これはヨーロッパはみな同じですね。 回りはたくさんの観光客です。この当時でこのくらいですから、現在はもっとものすごいでしょうね。