最近旅行会社のツアーに世界遺産に指定された九賽溝、黄龍の宣伝が沢山掲載されています。写真で見る限り素晴らしい風光明媚な景色です。今回夏の暑さ回避を兼ねて、訪問することにします。九賽溝、黄龍はチベットの北西、四川省の一番西端、直行便もない。個人旅行ではもっとも行きにくい場所。またこの地の観光は中国政府の許可が必要とか、バスも予約がいるとか、いろいろ面倒でツアーに乗ることにします。 

中国は1年が日本の戦後の十年の速度で変化しています。 2004年に九賽溝の飛行場が開港したといいますから、もう大都会に変貌していることでしょう。しかし景色までは変わらないことを祈りつつ。

2006年8月6日早朝、9時30分発北京経由成都行き。

北京は真新しい空港で、中国入国の手続きとトランジット。 ピカピカのタイルのトイレに入る。しかし人間の習性はそう簡単には変わらない。床はグチャグチャ、 . トイレットペーパーは汚く丸めてある、水は流してなかったり、例の物がうずたかい個所もあったり、と「豚に真珠」的です。

初日、夕刻成都のホテル着。 左の写真、成都の中心地にあり、銀河王朝という名前。 日本なら帝国ホテル並に立派、超近代設備のホテル。個人旅行なら絶対宿泊出来ない。ツアーの良いところです。

みなさんご存知の通り服装もきれい。女性のお化粧もきれい。 タクシーもツートンカラーできれい。 車も渋滞するほど走っています。 

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