午後、お天気が悪いので世界遺産のロス、インヘニオス渓谷は明日に回す。
世界遺産のトリニダー旧市街観光。
トリ二ダーは人口35000人、1514年黄金を探しに来たディエゴ、ベラスケスにより築かれる。サトウキビ畑と奴隷売買の中心地となり、栄える。19世紀奴隷制度崩壊まで栄えたがその後衰退した。そのまま取り残されていった。
建物は当時のままの状態。マイヨール広場はサトウキビ取引の中心地であり、奴隷の売買の取引地でもあった。
左の写真、市立歴史博物館。写真撮影代、5ペソ(日本円、1ペソ120円)。この博物館は写真代を取るべきではないですね。
何故なら奴隷がいかに悲惨な状態に置かれていたかを物語る資料がたくさん展示されています。これを全世界に訴える良い機会なのに。
5ペソも払うなら、写真を撮らないと全員がカメラを仕舞いました。私はこの機会こそ大事と誰も払わなかった撮影代を一人だけ払いました。
博物館の中庭、立派な建物です。奴隷を使ってサトウキビ農園を経営、巨万の富を築いたイスナガ夫妻の建造。
夫亡き後、ドイツの砂糖王ヘルマン、カルテーロと再婚、この豪華な邸宅で豊かな暮らしをした。
館内にはアフリカから連れて来られた奴隷の悲惨な状態が展示してあります。
右下の写真、国の鳥、トコロー。「ト、コロー」と鳴く。
頭、背が青。腹、尾が赤、内側が白。キューバの国旗に似ている色。
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