1月13日、カリブ海ともお別れ。8時15分ホテル出発。トリダニーの世界遺産、ロス、インヘニオス渓谷へ。

良いお天気。さぞかし海はきれいに輝いていることでしょう。

渓谷というから、日本流に考えたら、川があり、その両脇の狭い急流の流れの横の通りかと思いますよね。

全く違います。ご覧の通りのなだらかな斜面が山に向かってずっと続いています。そのなだらかな斜面でサトウキビ畑が延々と山の中腹まで続いています。

そのサトウキビ畑の開墾と栽培、収穫、精錬を奴隷たちが身を削って、働かされた場所。ということで、世界遺産になったのです。

向こうに見える山はビロ、サンファン山、標高1600m。キューバはほとんど平野です。東南にあるユンケ山だけです。

左の写真、赤いパンツの男性、添乗員の上田義弘さん、右端の太った方がガイドのアントニオさん。

左の写真、この高台に上るのに110段の階段を上がり
ます。

左の写真、当時の手製サトウキビ絞り器。細長い木のような物がサトウキビの茎。

一本一本絞るのは時間と手間がかかります。もちろん機械化はされてないから、膨大な奴隷労働で賄ったのでしょう。

右の写真、カナヤシ。家の屋根の材料になる。

ヤシの葉はいろいろな使い方がありますね。日本でも芭蕉の葉はヤシの葉に似ています。雨カッパにしたり、細く割いて布のようにして、使用しています。

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