1992年、8月12日、エジプトのカイロからエジプトの最も南、アブ・シンベルへ。
カイロを早朝5時発、2時間10分のフライト。飛行機の窓からもその巨大な遺跡が見渡せる。感動と期待で心臓がドキドキする。このような素晴らしい遺跡を見られるなんて、考えてもいなかったから、それが間もなく実現する。
空港は何も無い砂漠の中。管制塔と小さな建物があるだけ。下りたら朝の8時というのに、焼け付くような暑さ。8月12日といえば、日本でも一番の暑さ。まして砂漠の中、暑いのは覚悟の上、このような時しか休みは取れないからしかたがない。 午前中の比較的暑くないうちの観光です。