午後、ルクソール西岸。王家の谷見学。 各入場口には黒いやせた犬がいてたくさんうろうろしていて恐ろしい感じ。 それにエジプト人も何となく狡猾そうで怖い感じ。
カギを持って見学する時のみ開ける。 盗難を心配してでしょうから、しかたないでしょう。
王家の墓とはファラオは永遠の命を信じて奥深い谷に、死後の安住の地を見つけて、ルクソールの西岸に墓を造った。 金銀財宝を狙う盗賊の盗掘を防ぐことは出来ず、ほどんとの墓は略奪された。 若くて力がなかったためツタンカーメンの墓だけが、質素で目立たなかったため略奪を免れた。
ツタンカーメン王の副葬品はエジプト考古学博物館に展示されている。
墓の壁画は彩色豊かで赤,青などきれいに残っている。 内部の王のお棺やミイラは大英博物館に展示してある。
大英博物館のミイラは、包帯の巻いてある物や巻いてない物などとにかくたくさんある。 ずいぶんひどく持ってきているのです。
でも考えようによっては、大英博物館にあるから保存状態もよく残ったのかもしれない。 いろいろな王や王妃のお墓があり、主な物のみ見学する。
右、ツアーのお仲間。 青い洋服の男はエジプト人。 太陽をさえぎる物がないからきついが、夕方になってきているのでいくらか楽になる。