午後3時15分、ナクタラブ教会(岩山の中腹の洞窟を利用して12世紀に建てられた。ラルベラ王の甥のザクヴェ王朝最後の王のナクタラブが建造、教会(修道院)。

途中のサボテンが大きい。背後の木々と比較して下さい。暑いという事です。右の写真、洞窟の様子が伺えます。


















教会に辿り着く道がまた険しい。降りて行くのですがザラザラの小石の砂利の急な坂道です。階段は段差が大きく膝丈位の落差です。

幅が狭く真っ逆さまに頭から転がりそうで足を踏みしめての下りです。僅かに手すりの着いている箇所がありますが、命がけの坂道です。

教会は岩に沿って作ってありますから、作り方としてはガンダーラの石窟寺院などと似ています。





















左下の写真、洞窟の天井から落ちて来る水の雫が聖水ということで体の悪い所に塗ると治ると信じられている。そんな事で治るならお医者は要らないし、病気の人はいなくなるはずですよね。

ガイドのビ二アムさんが司祭から聖水を塗って頂いています。彼は信心深く深々とお辞儀をして厳かな態度で受けています。私達も異教徒ながら真似をしました。天井から落ちてくる真水は濾過されていますからきれいな水です。聖水として配られています。





















右の写真、一番奥の部屋でこの教会(修道院)の大切な宝物を大事そうに奥から出してきて一個づつ手に取ってポーズを作ってお披露目して下さいました。遠来のお客のために敬意を評して下さいました。ありがとうございます。写真だけ撮ってすみません。  次ページ