お昼になったので、先にお昼を済ましてから見学をと思う。案内書によると入り口近くの「おむれつの店」が名物と、書いてあるのでそこを探して入った。
特大の「おむれつ」を作ってくれる。見学も出来る。お店も空いていて良い席を案内したくれた。
大きなおむれつはとてもおいしかったが、中は半分「なま」でした。ちょっと気になったがおいしかったので、お皿まで食べる勢いでした。
これがあとで大変なことになった。
モンサンミッシェルの見学を終えて、バスの時間を気にして、少し早めにバス停へ。
行きと同じく帰りも、ひなびた田舎の村を通り、村の人々を乗せたり降ろしたり、田舎のバスにゆられて楽しくレンヌの町へ。
レンヌで地図を片手に町を歩きまわる。時間が遅いのでまだ明るいが、市庁舎や寺院や教会は閉まっている。真中に人口で作ったらしい小川がある。戦災を免れた旧市街。古い町並みがシック。
夕食のレストランを探すのに一苦労。あまりレストランがない。折角フランスの田舎町まで来たのだから、田舎風フランス料理でも食べたいものだと捜し回るが、何もない。 みな家で食事するらしく、材料のお店はあるのだが。
ヒポポタマスと書いてある家族向けの大衆レストランに入った。 思った通りアメリカ風、ここまで来てアメリカ風とは情けないが、疲れてしまった。どさっと大量のポテトとお肉、見るだけで食欲減退、それでも絶食よりましか。
レンヌの駅前の安ホテル。 じめじめ湿っている感じ。 シャワーのみ。安いからしかたない。ところが夜中に大変、あちこち痒い、変な虫がいるようだ。手や足が直線で10cm位あちこち刺されていて、赤くはれて痒い。やっぱりこういうところは問題ありますね。 薬をつけても治まらない。 まいった!
それに体の調子がどうもすっきりしない。すごく吐き気がして、寒気がして、胃がムカムカする。 どうもあの卵にやられたようだ。作り方を見ている時、卵の殻に黒い糞のような物が付いていた。
日本なら卵はきれいに洗って売っている。 あの殻が問題らしい。サルモネラ菌なら大変だ。用心にあらゆる薬は持参している。 しかし普通の薬だから、効くかどうかわからない。始まったばかりの個人旅行なのに先が大変。 どうしょう!