同じくノートルダム寺院の屋上からセーヌ川。 左の先頭も細かい彫刻で、先端まで行き届いている。橋がたくさん見える。 シテ島を出る。 

昔牢獄だったコンシェルジュリーへ。 元はフィリップ王の宮殿だった。 しかし有名なのは革命時、マリーアントワネットがここに幽閉されていた。 

1793年から2ヶ月半ここに収容されていた。 その室も公開されているが、撮影禁止で撮れない。建物の中はひどく広くガラーンとして、暗く寒い。教会もあるし展示品もある。 

マリーアントワネットの部屋もある。お話に出てくるように衛兵が見張っていて、衝立があり、その横に彼女が座っている形になっている。 

その他にも有名な政治家や詩人、王家の人々などおおくの人達が断頭台の露と消えた。 社会科で習ったでしょうから思い出してね。暗くて寒々としてあまり長くいる気がしない場所ね。裏庭には囚われた人達の洗濯場などある。 

裁判所を見たいが時間で閉まっている。 近くでお昼、蛎のソテーを注文、本場フランス。なんとおいしいこと。もっとも今までろくな物を食べていない。 ここでやっとおいしいものにあり付いたという雰囲気。 

戻って、マルロー広場からコメデーフランセーズの右の横から元王宮のパレロワイヤルへ。 
ルイ13世の居城。ルイ14世の弟オルレアン公が住む。庶民はお庭は入れた。この庭で弁士家達が議論をして、バステイーユ攻撃の準備をしたといわれている。 

それにしても中庭の白黒模様の椅子。変な感じ。評判よくないらしいが、取り壊す費用がないのでそのままになっているらしい。

建物の内部は今はギャラリーかアパートになっている。

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