プロピライア前門。 アクロポリスに通じる前の門として作られた。プロピライアとは「記念する建造物への入り口」という意味。 この門を抜けると北、中央、南と分かれる。 中央道を通ると右手にパルテノン神殿。
やっと来た! すごい。 ドリス様式の傑作。 アテネの守護神アテナ女神を奉ったアクロポリスの神殿!
B.C.5世紀に15年かけて、ペリクレスの指導の元に造った。基礎は横31m、奥行き69.5m、柱の高さ10.4m、正面は8本づつ、側面17本、のドリス式円柱が並んでいます。
柱は石の輪を11個重ねて作られている。柱の溝は20本、遠くから見て柱がまっすぐに見えるように、柱の中ほどを膨らませるエンタシスの方法を使っている。前のページの神殿の説明です。
左側にはエレクティオン神殿がある。優美なイオニア式神殿。B.C.407年完成、女性の姿の柱、カリアテッドが往時の様子を表しています。
上の写真、イオニア様式の柱と壁石に囲まれているアテナ・ポリアスの神室。
写真右、上の写真の左側の方にあるポセイドン神室の6本の美しいカリアテッド、「女性の柱」で飾られています。
頂上からは市内が一望できる。左の方にペロデス・アティクスの音楽堂が見下ろせる。
161年建造のローマ劇場。 5000人収容出きます。
いろいろな詳しいお話は、歴史書で調べて行けばもっと面白いのでしょう。 でもそんな時間がないのです。 案内書片手に分かった振りして、次ぎへ進みましょう。 次ページ